■ W A T E R S H I P  D O W N ■



「ウォーターシップダウンのうさぎたち」
リチャード・アダムズ著 神宮輝夫訳 評論社文庫
■ABOUT■
ある意味マイナーなのでさらりと作品紹介

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あるうさぎ村に住む若いうさぎファイバーがこの土地に留まれば滅びるという予知をした。
兄ヘイズルは彼の予知を信じ、長に皆を連れて逃げるよう進言する。
しかし長は意見をうけいれず、あまつさえ彼らを反逆者扱いする。
この事件をきっかけに、ヘイズルを中心として、下階級でくすぶっていた10匹の若いうさぎが
村を飛び出し新天地を求めて旅を始める...
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このお話、主人公は実際うさぎなのですが、 「うさぎ」という弱者、愛玩動物としてのイメージを見事裏切り、
文字通り命をかけた戦いを繰り広げます。
彼らの台詞がいちいちかっこいいのです。たとえるなら代々の叡智を集めたネイティブの言葉のよう。
でも、どんなに賢くてもうさぎはあくまでうさぎ、
足踏みしたり、噛み返ししたり、うさぎの習性は忠実に再現(笑)

実は、2001年4月時点でネット書店では取り寄せになっており、
書店に注文したら出版社でも在庫がないといって断られ(その間2ヶ月待たされた)、
結局ネット上でチェーン店の店舗在庫を検索して6月にようやくget。
図書館が手に取りやすいかもしれません...m(__)m
(文庫じゃなくて上製本だと在庫はあるのかも?はて?)
(でも、上製本は高いし表紙がださださ...)

アニメーション映画についてはいずれ追加予定

2004.04より英国テレビシリーズがNHK BS2にて土曜日8:06〜より放映中。公式ページ
■CHARACTOR■ ■DICTIONARY■



ここはウォーターシップダウン非公式ファンページです。
著作権者とは無関係です。
原作から引用した文章、創作語彙の著作権は原作者のR.アダムス氏に、
日本語翻訳版については評論社、および訳者の神宮輝夫氏に属します。